モーツァルト 『魔笛』 訳出完了
Die Zauberflote 魔笛
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/53.html
初演当時進行中のフランス革命から『魔笛』を読み直す試み、魔笛 訳者よりもあわせてご一読ください。
まず、管理人からお詫びです。
『魔笛』のリブレットは例によってOPERA GUIDEから取ってきました。しかし、これはどうやらシカネーダーの生台本だったようで、通常の上演で歌われている内容と完全に一致していません。
名作オペラブックス「魔笛」(音楽之友社)によると、シカネーダーの台本は初演と同時に出版され、ほぼ決定稿ではあったものの、モーツァルトが曲をつけるにあたって、追加・削除や変更した部分がかなりあるということです。(P.222-229)
さらに、有名なパパゲーノのアリア(第2番)に至っては、台本にも自筆譜にも載っていない第3節が付け加えられて今日では演奏されているそうです。これ、私は全然知りませんでしたが、結構有名な話なのですかね、wagnerianchan様からも指摘いただきましたし、Zauberfloete 通信のほうでも指摘されていて、前掲書のリブレットにも注釈付で第3節が掲載されています。 『魔笛』の台本には、ほんとの作者は誰かなどの問題もあり、いろいろ謎が多いようですね。
当サイトはオペラ鑑賞のための日本語対訳集をめざしているにもかかわらず、そんなわけではなはだ不完全なリブレットを用意してしまいました。wagnerianchan様はその点にもちろん気づいておられ、途中注釈を入れつつ訳してくださいました。この『魔笛』の対訳をご利用のみなさまにはそのあたりの事情をお酌み取りいただき、不完全ながらも鑑賞に使っていただければと思います。
ところで、最近「モーツァルト」と「魔笛」のページに訪問者が増えています。理由は三つあって、(1)東方神起の中の人がモーツァルトのミュージカルをやってる(2)「レイトン教授と魔人の笛」とかいうゲームの攻略法を探している人が多い(3)「のだめカンタービレ」が終わってしまったと思ったら「オペラ編」が始まり千秋が「魔笛」を振ることになった、これらが原因です。
(1)(2)の人にはお役に立てず申し訳なかったです。
「のだめ」が「魔笛」を取り上げたことでこのオペラを聴く人が増え、wagnerianchan様の訳を利用する人が増えてくれればいいなと思います。
しかし「のだめ」はこれからどうなるんでしょうか。正直、最終巻にはがっかりでした。張っておいた伏線をあわただしくバタバタと回収し無理矢理終わらせてしまったように感じます。
父子の葛藤を恋バナ一発で解消って、それはないだろうと。ビエラが仮病でキャンセルし千秋が親父の伴奏を担当することになり、音楽で対話しながら理解を深めていく、なんて場面を期待していたんですけどね。
メディア・ミックスで展開しているせいで、なにかオトナの事情が働いたんでしょうか。いや、そのほうがむしろありがたいと思います。二ノ宮女史のやる気が失せたせいでなければそれだけで幸いです。「オペラ編」が終わった後は、しばらく休んでまた「ヨーロッパ編」に復帰してもらい、「ガラスの仮面」並に延々と書き続けて欲しいと思います。少なくとも「シュトレーゼマンの死」は読みたいですね。これ伏線張ったのに残したままだと思うので。
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この記事へのコメント
こだわりクラシックにリンクしてくださってありがとうございます。
このオペラ対訳プロジェクトを私のブログで紹介させていただいてよろしいでしょうか?
もちろん構いません。どのページにも自由にリンクしてください。ご興味ありましたら、翻訳ボランティアにもチャレンジしてみてくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/takatakao123/35778250.html
紹介していただきありがとうございます。
でも、ちょっと困ったことに、わたくし管理人はwagnerianchanではありません。wagnerianchanさんはプロジェクトで大活躍の翻訳ボランティアさんです。
ですから「wagnerianchanさんが主催する」というのは違いますので、そこだけ直してもらえますとありがたいです。
管理人さんのお名前をおうかがいできますか?
修正ありがとうございました。
とりあえず管理人とでも呼んで下さい。ハンドルネームはそのうち何か考えます。
それからそちらのページにこれからコメントしに行きますのでよろしく。