超簡単!ツイッター・ボットを自前で動かす(1)

→ オペラ対訳プロジェクトBOT
開始当初はネタが少なかったので《サロメ》ばっかりつぶやいているという印象でしたが、最近はだいぶバラけてきたような気がします。1時間に1回つぶやくという頻度はどうでしょう?2~3時間に1回でもいいのかな~と思い始めています。ご意見はコメント欄までどうぞ。
さて、気付いている方はあまりいないと思いますが、1月中旬より、「定時つぶやき」のみ、ボットの運用を当初のtwittbotから自前に変更しています。BOTリリース当初からtwittbotサーバのきまぐれに不安を感じていたのですが、結局1カ月も経たないうちに自前で動かす決心をしました。いや、ほんと大げさでなく「決心」でしたよ。だって、私はプログラムなんてなんにもわからないんですから。ところがやってみると簡単なんです。たった一晩で稼働にこぎつけることができました。
そんなわけで、これから3回にわけて、「定時つぶやき」をするボットを自前で立てるまでの体験記でございます。「自動リプライ返し」をするボット(代表例:修造bot)については、第3回に少し触れるつもりですが、基本的に扱いません。
文系人間による文系人間のための体験記です。おおまかなポイントを説明して、細かい説明はリンク先を読めばわかるようにするつもりです。クラシックには著作権を気にせずボットにできるネタがゴロゴロしているので、これを読んで「ドイツ・リート・ボット」とか「ライトモチーフ・ボット」とか、クラ系ボットにチャレンジする人が増えたらいいなと思っています。
■ twittbotは素晴らしい…でも
当初お世話になったtwittbotは、誰でも簡単にボットが始められるすばらしいASPサービスです。実は「定時つぶやき」は自前に切り替えたものの、「リプライしてくれた人をオペラの登場人物にして自動リプライするつぶやき」は引き続きtwittbotにお世話になっています(理由は第3回に説明します)。とりあえず、なんかやってみたいという方はこのサービスでも十分です。例えば、そーですねー、通勤電車の中で聞く音楽をあらかじめリスト化して、ランダムに毎朝自動でつぶやかせてボットに選曲させてみる、とか。
それでも自前に切り替えなくちゃならなかった理由はふたつあります。
1.つぶやきデータ登録数に制限がついてしまった
どうやらサービス利用者が増えて、サーバが厳しくなってきたようです。無料/有料サービスどちらも「つぶやき登録数」が制限されてしまいました。
○無料版
定期つぶやき登録数上限 700 ←これを利用していた
ランダム返信つぶやき登録数上限 100 ←これはまだ利用している
○プレミアム 月額課金 525円
定期つぶやき登録数上限 2000
ランダム返信つぶやき登録数上限 2000
詳細はこちら → つぶやきデータ登録の上限数について
うちのボットに充填したつぶやきネタは「無料版」はおろか「プレミアム」の上限数2000だって軽く超えているのです。
2.サーバがとにかく不安定
障害が多すぎます。→ twittbot ニュース
開始当初からしばしば「定時つぶやき」が流れなかったり「リプライに自動リプライ」できなかったりしました。今でも「自動リプライ」はこのサービスを使っているので、リプライしたのに返事がなかったらサーバが止まっていると思ってください。
■ そこで EasyBotter 登場…でもその前に
そこで、ネット上でたいへん評判のよい EasyBotter を使うことにしました。個人の方がプログラムを公開しています。
→ EasyBotter
こちらのページへ行って説明がすんなり飲み込めれば、ここから先を読む必要はありません。でも、文系人間の私にはすんなりとはいかなかった。その経験から、まず次のポイントを抑えておいたほうがいいと思います。
ツイッター・ボットを動かすには、大きく分けてふたつの作業をする必要があるのです。
1.プログラムを作って設置する
2.自動化する
このふたつの作業は、全く独立していて全く別個の作業となります。文系人間からすると「そんなのいっぺんにやればいいじゃん!」と思うわけですが、そうはいかないらしい。そして、EasyBotter が助けてくれるのは1.だけです。
逆に「自動化しない」のであれば、1.だけでよいのです。「自動化しない」というのはどういうことかというと、「ボットにつぶやかせたい時」にあなたが自分で「1.で設置したプログラムにブラウザ等を使ってアクセスする=プログラムのURLを開く」ということです。その都度、プログラムで仕掛けたつぶやきがあなたのツイッター上でつぶやかれることになります。
でも、やっぱり自動で「定時つぶやき」をさせないとボットらしくないですよね。次回、1.から説明します。
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