三大《レクイエム》~「怒りの日」 YouTube動画公開

オペラモーツァルト/ベルリオーズ/ヴェルディの 《レクイエム》から「怒りの日」と「奇しきラッパの響き」のラテン語日本語対訳字幕付きYouTube動画を公開します。翻訳はウィキペディア日本語版に掲載されている日本語訳を使用しています。

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え?ベルリオーズは三大レクイエムに含めないって?そんなわけないでしょう?!こんなにデカいのに!特にココ(6:20から)

モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626
 ヴィルマ・リップ(ソプラノ)
 ヒルデ・レッスル=マイダン(アルト)
 アントン・デルモータ(テノール)
 ヴァルター・ベリー(バス)
 ウィーン楽友教会合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:1961年10月、ベルリン(ステレオ) (P)1962

ベルリオーズ:レクィエム Op.5
 レオポルド・シモノー(テノール)
 ニュー・イングランド音楽学校合唱団
 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団
 1959年:ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

ヴェルディ:レクイエム
 レオンティン・プライス(ソプラノ)
 ロザリンド・エリアス(メッゾ・ソプラノ)
 ユッシ・ビョルリンク(テノール)
 ジョルジョ・トッツィ(バス)
 ウィーン楽友協会合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:フリッツ・ライナー
 録音:1960年5月、6月ウィーン

いずれの音源も公開から50年以上が経過し、日本をはじめ著作隣接権保護期間を50年と定める国では、パブリックドメインとなっています。

ヴェルレク/ライナー盤の権利関係はやや微妙。デッカのサイトによると公開は1971年となっています。しかし、これはおそらくデッカレーベルで発売した年と思われます。米国RCAレーベルから遅くとも1962年には発売されているはずです。同年に日本でも同レーベルから発売されていますので。

当時、英国デッカと米国RCAは提携していて、RCAは自社の看板スターをヨーロッパに送って、デッカが契約しているオケや合唱とデッカのスタッフを使ってオペラなど規模の大きな作品を録音、それを米国で自社レーベルで販売していました。同じ頃ハリウッドの映画会社が大作映画をさかんにヨーロッパで撮影したのと似てますね。たぶん、米ドル換算したとき人件費が圧倒的に安かったのでしょう、戦後間もないヨーロッパは。

モーツァルト:レクイエム
ベルリオーズ:レクイエム
ヴェルディ:レクイエム
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