METライブビューイング「特設ページ」更新

オペラーヨーク・メトロポリタン歌劇場は本日9月22日(日本時間では明朝)にモーツァルト《フィガロの結婚》で2014-2015シーズンを開幕します。METライブビューイングの特設ページを更新しました。特設ページには上映日程、予定される配役を掲載しています。

こちら → METライブビューイング

METライブビューイングは去年と同じ10回の上映が予定されています。2本立てが2回あるので12作品となります。そのうちオペラ対訳プロジェクトで日本語対訳が完成しているのは次の6作品です。予習・復習にお役立てください。
そして残りの演目はまだ対訳ができていません。翻訳ボランティアのご参加をお待ちしています。
一時は労使交渉が難航し開幕があやぶまれましたが回避できたようです。華やかなネタに事欠かないメトでも経営は相当苦しいらしい。客席稼働率が上がらず経費はかさむ一方でそのしわ寄せを現場スタッフに押し付けようとした模様。《指環》のシーソーの化け物とか、金の掛け方がバカっぽいところはあるよね、確かに。

オープニング・ナイトの《フィガロ》には音楽監督のレヴァインが登場。一時は再起不能かと思われましたが、徐々にペースを上げて今シーズンはあの長大な《マイスタージンガー》も振るらしい。オザワもがんばれ。

経営難でもリンカーン・センター歌劇場前の広場とタイムズ・スクエアで無料のライブビューイングはやるらしい。もちろんネットラジオ LIVE WEB STREAM でも中継します。現地夕方の公演はちょうど秋分の日の朝ということもあり、日本のオペラ・ファンもメトのオープニング・ナイトを楽しめます。明朝7時頃からのはず。(フィガロの対訳はまだ出来てませんけど…)

毎年思うことだけど、縁もゆかりもない、もちろん金も出していないニューヨークの歌劇場がネットラジオで聴けて、来週の新国立劇場のオープニング・ナイトをなんで私たちはラジオですら聴けないんですかね。かなりの部分私たちの金で建設され運営されている「私たちの」歌劇場のオープニング・ナイト、しかも新オペラ芸術監督のお披露目公演という4年に一度のイベントですら聴くことができないというのは。

ちなみに新国立劇場《パルジファル》のプレトークは明朝11時半からUstream中継される模様。

日時:9月23日(火・祝)11:30-13:00

出演:
舩木篤也(音楽評論家)
飯守泰次郎(オペラ芸術監督・指揮)

歌唱予定楽曲:
第1幕より Erbarmen! 憐れみ給え  アムフォルタス:大沼 徹
第2幕より Ich sah das Kind 幼子のあなたが… クンドリー:池田香織

配信チャンネル
http://www.ustream.tv/channel/nntt-parsifal

ユースト中継やればできるじゃん。

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