サザーランドが歌う 《リゴレット》 の娘ジルダ YouTube動画公開
ヴェルディ 《リゴレット》 第1幕からジルダのアリア「慕わしき名前」のイタリア語日本語対訳字幕付きYouTube動画を公開します。動画はこちら → リゴレット
対訳はこちら → リゴレット
ジルダを歌うのはジョーン・サザーランド。音源は全曲盤ではなくアリア集のほうから取ってます。これまでに作ったサザーランドの動画の中ではこの歌唱が一番いいかも。
この音源は公開から50年以上が経過し、日本をはじめ著作隣接権保護期間を50年と定める国では、パブリックドメインとなっています。
全曲動画対訳用の音源としてどれを使うか。以前の記事では「モノラルなカラス盤かステレオなサザーランド盤か、迷っている」と書きました。今回のサザーランドのジルダはなかなかよい感じですが、サザーランド全曲盤のリゴレット役はコーネル・マクニールなんですわ。この人既に動画にした《アイーダ》ではアモナスロを、《カヴァレリア》ではアルフィオを歌っていて、声は立派なんですが大根役者ぶりがヒドい。カルショウの回想録でもボロクソに書かれてます。ちょっとこの選択はない。
ではカラス盤で行くべきか…。どれで行くかはお楽しみということで。
今週末にオペラ演出試演会なんて催しがあります。
オペラ演出試演会 - 若手演出家4名によるオペラ作品の「再発見」
2015年2月13日(金)開場18.30 開演19:00
東京ドイツ文化センター
ドイツ文化会館ホール
2,000円
問合せ:080-2040-8089
regie.1220@gmail.com
2013年にも当会場で、ペーター・コンヴィチュニー・オペラアカデミーに参加した演出家たちによるオペラ試演会が行われました。それを踏まえて、今回は4名の若手オペラ演出家たちが、オペラ演出に焦点を当てて、上演形式のコンサートを実施します。それぞれの演出家が独自のコンセプトと工夫で、オペラのワンシーンを演出します。上演後には、ベルリンのオペラ・カンパニー、ノヴォフロートの代表、演出家のスヴェン・ホルムがそれぞれの演出について講評をします。
プログラム
前半: プッチーニ作曲《蝶々夫人》より
第2幕 〈ある晴れた日に〉他(生田みゆき)
第2幕 〈あの桜の枝を揺すって〉他(加藤裕美子)
後半: ヴェルディ作曲《リゴレット》より
第2幕 〈あの娘の涙が見えるようだ〉他(舘亜里沙)
第3幕 〈美しい恋の乙女よ〉他(宮川直己)
《リゴレット》は第2幕の冒頭と四重唱をやるみたいですね。てか、東京ドイツ文化センターなのになんで全部イタオペ?
さて、オペラと関係ない話題ですが…。
まずは「緋牡丹博徒 花札勝負」。21時からBS2で始まりますよ~。やくざ映画をそんなにたくさん見てるわけではありませんが、「緋牡丹博徒シリーズ」は全部見ました。シリーズ8本のうち加藤泰が監督した3本がよいです。なかでも「花札勝負」は大傑作。クロサワやオズと並べて海外に輸出しても全く遜色ないくらいの。
もちろん私はリアルタイムで見ていたわけではなく、「緋牡丹お竜」を演じる藤純子(富司純子)と言えば昼のワイドショーのMCの人、あるいは「さわやかサワデー」のおばさんというイメージしかない世代なんですが、スゴい女優さんだったんですねえ。日舞をやっていたせいなのか、身のこなしが鮮やか。口上を述べるときやドスを構えたときの腰の落とし方なんか実に堂に入っている。だのにこのとき弱冠23歳とか…。ありえない貫禄です。
このシリーズ、時代は明治の中頃、熊本人吉の侠客のお嬢さんだった矢野竜子は裏切りによって父を殺され、敵討ちと御家再興のための修行の旅に出るというもの。「花札勝負」では東海道を下って名古屋に流れ着いたお竜さんが対立するやくざの抗争に巻き込まれ悪者を退治して去って行く。こういう映画たくさん見たことありますね。西部劇とおんなじですわ。そしてその源流はシューベルトなんかでおなじみの中世の遍歴職人まで遡ることができるでしょう。
加藤泰のローアングルとカットの切りかえしが恐ろしくハマってます。特に地下の賭場で漆黒の中に着座する真っ白なお竜さんの美しさといったら…。今は亡き新宿昭和館(本職の方が多数お見えになる名画座として有名だった)の大きなスクリーンでこれを見られたのはよい思い出です。
見逃しちゃった人も安心して!
もうひとつのお楽しみは、カーリング日本選手権。明日16時からBS1で「チーム小笠原(北海道銀行) vs チーム本橋(LS北見)」という予選リーグの大一番があります。好ゲームを期待しましょう。
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