シベリウス 《塔の乙女》 対訳完成

オペラ北欧オペラで涼しくなあれ!シベリウス 《塔の乙女》 のリブレット歌詞対訳が完成しました。

日本語対訳はこちら → 塔の乙女

来たよ、来たよ!またマイナーなのが!今年が生誕150年のジャン・シベリウスです。「オペラあるのかな?」と正月にチェックしたウィキペディア日本語版に「歌劇」の目次がなかったので、てっきりオペラ書いてないんだと早合点してました。目ざとく見つけていきなり上げてくれたのは梅丘歌曲会館の藤井宏行さまです。ありがとうございます。

フィンランド語ではなくスウェーデン語です。当時のヘルシンキはスウェーデン文化の強い影響下にあったので有名な《ペレアスとメリザンド》もスウェーデン語上演のために作曲したはず。歌曲もほとんどスウェーデン語なんだそうです。

タイトルはグリム童話でお馴染みの「塔の上のラプンツェル」を思わせますが全然関係なし。藤井さまの訳者よりをお読みください。悪代官を水戸黄門が懲らしめるみたいなハナシだそうです。録音は現在のところヤルヴィ父子による2種だけかも。「Maiden in the Tower」と英語で検索すると出ます。対訳付き国内盤が出たとも思えないので、たぶんこの日本語訳が世界初なんでしょうね。

さて、今回のジャン・シベリウス 《塔の乙女》の日本語訳テキストはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス・表示 2.1 日本 (CC BY 2.1) でライセンスされています。その条件に従う場合に限り、自由にこの日本語対訳テキストを複製、頒布、展示、実演することができます。「表示」条件をクリアするためには次のタグを転載先ウェブ上の近傍に貼ってください。

<a href="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" target="_blank" ><img border="0" style="" title="Creative Commons License" alt="Creative Commons License" src="http://i.creativecommons.org/l/by/2.1/jp/88x31.png" /></a><br />この日本語テキストは、<br /><a href="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" target="_blank" rel="nofollow">クリエイティブ・コモンズ・ライセンス</a><br />の下でライセンスされています。<br />@<a href="http://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs" target="_blank">藤井宏行</a>

さらに出典元のURL
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/3080.html
を加えてもらえるとなおよいですが、義務ではありません。

来週からNHK-FMでシベリウスを特集するそうです。

FM特集番組「生誕150年 日本人を魅了するシベリウス」を3日間にわたって放送します。

8月10日(月) 第1回「シベリウスを世界に広めた日本人」
  11日(火) 第2回「日本人ソリストで聴くバイオリン協奏曲」
  12日(水) 第3回「舘野泉と吉松隆が選ぶ究極の一曲」

  いずれも 午後4:00~6:00 <NHK FM>

《塔の乙女》は流れないでしょうけどね。

塔の乙女
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