R. シュトラウス 《4つの最後の歌》 シュヴァルツコップ新盤 YouTube動画公開
→ リヒャルト・シュトラウス
「あゆみえ」の五輪出場の夢が絶たれ死にたくなったので作ってみました。2014年6月にリヒャルトの生誕150年を祝って、シュヴァルツコップ旧盤とデラ・カーザ盤の動画対訳を作って以来の《4つの最後の歌》です。
あの時同時にこの新盤のドラフトも作ってしまっていたのですが、それを公開することはかなわないだろうと思っていました。1966年産の声楽録音には動画対訳にしたくなるネタがたくさんありまして、今回の音源もそのうちのひとつ。2017年のパブリックドメイン・デーを無事迎えることができてほんとうによかった。
1965年録音、1966年公開。もう説明不要の名盤中の名盤。シュヴァルツコップはこのとき49歳で声の艶は失われてしまっていたけど、巧みな技術でカバーしています。母音の発声でフレーズに陰影を与えるやり方は例によって夫君レッグと一言一句検討に検討を重ねた成果なのでしょう。オケがクリーブランド管だったらと思わないでもないけど、ジョージ・セルの伴奏も素晴らしい。
でもこれ楽譜通りじゃないということは知っておいてもよいかも。旧盤でも楽譜通りじゃなかったのは書きましたが、新盤ではまたそれとも違っています。私が気づいたところでは前の3曲すべてで最後のフレーズは楽譜通りじゃない。IMSLPに楽譜があるので見ながら聴いてみてください。
こうしないとこのテンポでは息が持たないからだと思うのですが、シュトラウスがソプラノの息の長さを知らないわけはないので、作曲者はずっと速いテンポを想定して書いたのでしょう。作曲者の意図だとかオーセンティシティだとか盛んに言われますけど、そんなのはほどほどにしといたほうがいいんじゃないかと思うのですよ。
ちなみに4曲のうち最後に最高だったのはやはり「夕映えの中で」だそうです。
『苦しい時も楽しい時も手に手をとって歩いてきたね。』
手を繋いで夕陽に向かって佇む小笠原歩選手と船山弓枝選手の後姿が目に浮かぶようです。(号泣)
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