マスカーニ 《カヴァレリア・ルスティカーナ》 全曲 YouTube動画公開
動画は → カヴァレリア・ルスティカーナ
対訳は → カヴァレリア・ルスティカーナ
2013年12月7日の誕生日にマスカーニの生誕150年を祝って、シミオナート/セラフィン盤を動画対訳にして以来の、2本目の全曲動画対訳です。
《カヴァレリア》は名盤揃いですが2本目に選んだのはもちろんコレ。カラヤン指揮/スカラ座盤。この音源は昨年末で待ちに待った著作隣接権保護期間が終了し、日本をはじめ保護期間を50年と定める国ではパブリックドメインとなっています。
カラヤンの伝記にはシャイーの話として、イタリアではこのオペラと《道化師》(同時期にカラヤンが録音している)の解釈が、「カラヤン以前」と「カラヤン以後」に分かれるようになった、とあります。
マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』全曲
サントゥッツァ:フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)
トゥリッドゥ:カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
ルチア:マリアグラツィア・アレグリ(アルト)
アルフィオ:ジャンジャコモ・グェルフィ(バリトン)
ローラ:アドリアーネ・マルティーノ(メゾ・ソプラノ)
ミラノ・スカラ座合唱団(合唱指揮:ロベルト・ベナーリオ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音時期:1965年9月
録音場所:ミラノ、スカラ座
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
フルベンでもベームでもチェリでもアーノンでも、なんでも好きなものを聴けばいいとは思う。しかしクラヲタやるならカラヤンを「積極的に」聴かないという選択肢はないと心得るべきです。遺した音源が途方もない規模で、しかもどれもが高水準ですから、誰も避けて通ることはできないでしょう。
私も若い頃はカラヤンの悪口を言ったと思う。10回ぐらいは言ったんじゃないかな。ド阿呆でした。このプロジェクトの管理人をはじめて、オペラを腰を入れて聴くようになってから、いっそう痛感します。
小澤征爾がオペラについて語るとき、必ずといっていいほどカラヤンの教えを引く。「交響曲とオペラは音楽の両輪」なのだと。もしオペラをやらなければ、ワーグナーやヴェルディやプッチーニのすべて、モーツァルトの半分はわからないのだぞと。
この言葉はそのままカラヤン自身にもあてはまるように思う。つまり、オペラを聴かなければ、カラヤンの半分はわからない。
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