メンデルスゾーン 《真夏の夜の夢》 と ベートーヴェン 《第九》 YouTube動画再公開

オペラウィリアム・シェークスピアは401年前の4月23日に亡くなりました(誕生日に死んだとの説も)。今日は401回目の命日です。メンデルスゾーン 《真夏の夜の夢》 とベートーヴェン 《第九》 第4楽章のドイツ語日本語対訳字幕付きYouTube動画を公開します。

メンデルスゾーンは1年前に、ベートーヴェンは1年半前にアップロードした動画と全く同じものです。しかしこれらの動画はいずれもYouTubeによって不当に削除され、ずっと視聴できない状態に置かれていました。この2週間ぐらいの間、YouTubeと何度かメールのやりとりがあったのですが、まるで埒が明かないので、もう前に上げた動画の復活は諦めて新たに上げ直すことにしました。

そんなわけでメンデルスゾーンの動画には、もう401年なのにシェークスピア祝400年の字幕が出ますが勘弁してください。













それぞれの動画の詳細については過去記事をご覧ください。

メンデルスゾーン 《真夏の夜の夢》 「妖精の歌」「フィナーレ」
ベートーヴェン 交響曲第9番《合唱》 第4楽章

こうやって再アップすると、たちどころにドイツ・グラモフォンからのクレームが届きます。しかし言うまでもなく、これらの音源は公開から50年以上が経過し、日本をはじめ著作隣接権保護期間を50年と定める国では、パブリックドメインとなっています。

念のため申し添えますが、不当な行為を働いているのはあくまでYouTubeであって、クレームをつけてくるドイツ・グラモフォンじゃありません。DGの主張は至極まっとうです。だって海外(アメリカとか)ではこれらの音源の著作隣接権の保護期間は継続してますから。国毎の著作権法が異なるのだから、こういう事態が生じることは当然なのに、改善する十分な技術力も資金力もあるにもかかわらず放置し続けるYouTubeが悪いです。

根本的な問題は「ユーザの違法アップロードを見て見ぬふりをして大量のコンテンツを集め、そこから広告収益を得る」というYouTubeのビジネスモデルにあります。YouTubeの親会社であるGoogleの社是には「悪に手を染めるな」というのがあったと記憶していますが、あんたらのやってることは真っ黒です。Googleは「悪の帝国」であるとハッキリ申し上げておきましょう。

メンデルスゾーン
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