METライブビューイング「特設ページ」更新
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今シーズンも昨シーズンと同じ10回の上映が予定されています。トーマス・アデスとセミラーミデ、サンドリヨンを除く7作品の対訳が完成しています。
当然字幕は出ますので予習は必要ないかもしれませんが、予習のお供に対訳をお役立てください。
こちらのニューヨークタイムズの記事は次期音楽監督就任決定後、初めての指揮となった《オランダ人》のレビュー。ネゼ=セガン、お客さんからもオケからも熱烈な歓迎を受けています。ホントいい人ゲットしたよね~。
記事の日付を見ればわかるとおり、この記事は公演の翌日にアップされたものです。たぶんあっちではそれが普通なんでしょうね。なんで日本の新聞の公演レビューというのは、全日程が終わる頃か終わった後に出るんでしょうね。読んだ人が「じゃあ行ってみようか」と思った時にはもうやってないという……。
昔グレース・ケリーが出た映画をテレビでやってて、「喝采」だったかな、舞台初日が引けたあと翌朝出る各紙の公演評を見るまで徹夜で過ごすというシーンがあったような記憶があります。たぶんアメリカの主要都市ではずっと昔からそんな夜を幾度となく繰り返してきたんでしょう。そのシーンを見て日本はまだまだだけど、きっとそのうちそういうスピード感で出るようになっていくんだろうと当時は思っていました。
あれから30年経ちました。デジタル時代になってもまだこんな調子ですわ。これでは文化後進国と言われてもしかたがない。たぶん30年後もおんなじでしょう。まあ新聞なんて存在してないかもしれんが……。
さて、今シーズンの注目もやっぱり次期音楽監督ネゼ=セガン。2月から3月にかけて《パルジファル》《エレクトラ》という超ヘビー級のプログラムを連チャンで振るという勝負に出ました。《エレクトラ》は昨年、《パルジファル》は今年、モントリオールでシッカリ予習してメトに臨むようです。
オイラもしっかり予習しよう!
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