ロッシーニ 《マオメット2世》 《コリントの包囲》

オペラジョアキーノ・ロッシーニ 《マオメット2世》 《コリントの包囲》の対訳テンプレートを作成しました。

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パリで上演するために《マオメット2世》を改作したのが《コリントの包囲》なんだそうです。どちらもほとんど上演される機会はありません。《コリント》はフランス語がオリジナルですが、上演されるときにはイタリア語版が用いられることが多いようです。今回用意したテンプレもイタリア語版です。

《マオメット》は3種ほど見つかります。《コリント》はかろうじて1種類ありました。このとおり、 Spotify(スポティファイ)で無料で聴けます。





さて、昨日に続いてここでカーリングねた。スイスでヨーロッパ・カーリング選手権(ECC)始まりました。

私の注目はスウェーデン代表のハッセルボリ。スウェーデンはシグフリッドソンが長く代表を務めていたためハッセルボリはずっと日陰の身だったのですが、昨年のECC でようやく日の当たる場所に出てきました。しかし決勝ではラストロックに泣きました。まあその決勝戦はどっちのチームが勝ってもヨーロッパ女王と呼ぶには物足りない試合内容だったのですが、ハッセルボリはその後世界選手権で4位、グランドスラムでも昇り竜の快進撃です。

私はセカンドを務めるアグネス・ノッケンハウアー(って読むのでいいのかな……Agnes Knochenhauer)が大好きでしてね。「オマエ前世でぜったいヴァイキングやってたろ」的な見事な体格から繰り出されるテイクショットで邪魔な石を蹴散らします。まずは理想的なセカンドです。

でもこの人、パワーだけじゃなく小技もうまいんだ。センターガード裏に敵の石。後攻のセカンドがしばしば直面する配置です。もし中の石が隠れきっていなければヒット、さらにロールする幅があればヒットロールを仕掛けるのが定石です。ところがこの人は中の石が見えていようが見えていまいが、丸見えでロールする幅があろうが、構わずランバックを仕掛けるんだな。センターガードと中の石を同時に弾き飛ばしつつ、手玉はコーナーに残すという離れ業をいとも簡単にやってのける。恐ろしいセカンドです。

昨日から始まった予選でハッセルボリはスコットランドを率いるカーリング界の至宝ミュアヘッドを撃破。幸先のよいスタートを切っています。私の予想はスイスとスウェーデンの決勝対決。もちろんYouTubeで中継されますよ。

ECC が終わると、12月2日からカナダ五輪代表決定戦(ネット中継があるかはまだわからん)、12月5日からは五輪最終予選(こっちは間違いなくWCTVの中継があるはず)、12月14日からは恒例の軽井沢国際ですわ。カーリングシーズン前半戦の佳境です。

軽井沢にはハッセルボリも来るんだよね~。生アグネスにも会えると思うとワクワクが止まりません。

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