カラヤンの 《ワルキューレ》 全曲 YouTube動画公開
リヒャルト・ワーグナー 《ワルキューレ》 全幕のドイツ語日本語対訳字幕付きYouTube動画を公開します。翻訳はwagnerianchanさまです。動画はこちら → ワルキューレ
対訳はこちら → ワルキューレ
1967年の春、カラヤンは「ザルツブルク復活祭音楽祭」を立ち上げ、自身の演出による《ワルキューレ》で幕を開けました。それに先立つ1966年の12月に録音され、オケ抜きの舞台稽古でスピーカーから流され、音楽祭会場でカラヤンの直筆サイン入りで販売されたのがこの音源です。
2017年には音楽祭50周年を記念して、当時の装置を使って復活上演した《ワルキューレ》が話題になりました。こうして、発売から50年以上が経過したこの音源も、日本をはじめ著作隣接権保護期間を50年と定める国では、パブリックドメインとなったわけです。
楽劇『ワルキューレ』全3幕
ジョン・ヴィッカーズ(ジークムント)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ジークリンデ)
マルッティ・タルヴェラ(フンディング)
レジーヌ・クレスパン(ブリュンヒルデ)
トーマス・ステュアート(ヴォータン)
ジョゼフィン・ヴィージー(フリッカ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
室内楽的と評されるカラヤンの《ニーベルングの指環》第1弾。なぜこうでなければならなかったのか、私にはいまひとつ掴みきれませんでした。同じカラヤンでもイタオペはあんなにわかりやすいのに。オケがもしウィーン・フィルでもやっぱりこういうサウンドになったんだろうか。とりあえず今のところは、あの《パルジファル》への道程の第一歩を踏み出したということなのだろうと、なんとなく理解するしかありません。
「びわ湖リング」は昨年の《ラインの黄金》に続いて第2弾。2日しかやらないのがもったない。カラヤンだけでなく1年前に公開したショルティもあります。全幕動画対訳を予習・復習にお役立てください。
びわ湖ホールプロデュースオペラ
歌劇「ワルキューレ」
2018年3月3日(土)・4日(日)
ジークムント:アンドリュー・リチャーズ、望月哲也
フンディング:斉木健詞、山下浩司
ヴォータン:ユルゲン・リン、青山 貴
ジークリンデ:森谷真理、田崎尚美
ブリュンヒルデ:ステファニー・ミュター、池田香織
フリッカ:小山由美、中島郁子
ゲルヒルデ:小林厚子、基村昌代
オルトリンデ:増田のり子、小川里美
ワルトラウテ:増田弥生、澤村翔子
シュヴェルトライテ:高橋華子、小林昌代
ヘルムヴィーゲ:佐藤路子、岩川亮子
ジークルーネ:小林紗季子、小野和歌子
グリムゲルデ:八木寿子、森 季子
ロスワイセ:福原寿美枝、平舘直子
指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演出:ミヒャエル・ハンペ
さて、カラヤンの《指環》、次は《ラインの黄金》なわけですが、2018年末に著作隣接権保護期間が切れる前に、著作権法が改悪されてしまうんでしょうね。
日欧EPAだの、ジャイアンまさかのTPP復帰だの、外堀が埋められ、保護期間延長が時間の問題となったところで、最近こんなニュースも出ました。なぜこのタイミングで?
小説や音楽の著作権、作者の死後70年に 20年延長方針
リークの出処は定かではありませんが、私の妄想するところでは……
……このまま外務省や経産省主導で保護期間延長が実現してしまうと、長年このイシューに携わってきた文科省の出る幕がない。しかし、もう外堀は埋まっているので、青空文庫を始めとする反対派の抵抗もたかが知れてる。ここで法案通して、文科省の実績として形にしておこう……
こんなところではないかと。
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