グノー《ミレイユ》対訳完成と「ツバメの歌」YouTube動画公開

オペラシャルル・グノー《ミレイユ》のリブレット歌詞対訳が完成しました。

対訳はこちら → ミレイユ

先週誕生日だったんだけどぜんぜん盛り上がってませんね~。グノーのことなんか誰も気にも留めてないと思ったら、やっぱりこの方はちゃんと覚えてました。梅丘歌曲会館の藤井宏行さまの翻訳です。「あらすじ」は追って掲載する予定です。

さっそく第1幕のアリエットを動画対訳にしました。アリア集によく入ってますけど、再演のとき追加された歌ということで、藤井さまによると『その華麗さがオペラ全体の雰囲気にそぐわず、全曲で歌われるときはほとんど取り上げられることがありません。』とのことです。




この音源は公開から50年以上が経過し、日本をはじめ著作隣接権保護期間を50年と定める国では、パブリックドメインとなっています。

ソプラノはジャニーヌ・ミショーです。1948年録音の上のジャケ写のアリア集から。CD化するにあたり、別音源の《ミレイユ》抜粋で余白を埋めています。そっちの録音は1953年10月。ところが驚いたことにマド・ロバンも《ミレイユ》抜粋をいれてるんですね。同年同月1953年10月に。そしてなんとプロデューサはどっちもジョン・カルショウ。

フランス・ローカルでは人気のあるオペラかもしれんけど、そんなに売れるんか《ミレイユ》?カルショウの回想録には、この時期たしかにフランスで仕事をしているような記述があるけど、この2枚の《ミレイユ》抜粋については言及されてませんね。なんとも謎な《ミレイユ》推しではある。(デッカの記録間違いかもしれんが)

2種類の抜粋盤はいずれ動画対訳化するとは思うけど、全曲の動画対訳制作はまずムリ。でも全曲はこのとおり、 Spotify(スポティファイ)で無料で聴けます。完成した日本語対訳を見ながらお楽しみください。

プラッソン指揮
 録音:1979年/公開:1980年/保護期間終了予定:2030年12月31日



さて、今回のグノー《ミレイユ》の日本語訳テキストはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス・表示 2.1 日本 (CC BY 2.1) でライセンスされています。その条件に従う場合に限り、自由にこの日本語対訳テキストを複製、頒布、展示、実演することができます。「表示」条件をクリアするためには次のタグを転載先ウェブ上の近傍に貼ってください。

<a href="https://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" target="_blank" ><img border="0" style="" title="Creative Commons License" alt="Creative Commons License" src="https://i.creativecommons.org/l/by/2.1/jp/88x31.png" /></a><br />この日本語テキストは、<br /><a href="https://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" target="_blank" rel="nofollow">クリエイティブ・コモンズ・ライセンス</a><br />の下でライセンスされています。<br />@<a href="http://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongscssongs" target="_blank">藤井宏行</a>

さらに出典元のURL
https://www31.atwiki.jp/oper/pages/962.html
を加えてもらえるとなおよいですが、義務ではありません。

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