METライブビューイング「特設ページ」更新

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今シーズンも昨シーズンと同じ10回の上映が予定されています。《マーニー》と《カルメル会》を除く8作品の対訳が完成しています。
当然字幕は出ますので予習は必要ないかもしれませんが、予習のお供に対訳をお役立てください。
今シーズンから正式にネゼ=セガンが音楽監督に就任。そのわりには出番が少なくて存在感が薄いのはしょうがない。次期監督には早い段階で指名されていたものの、スケジュールが詰まりきっているために、元々は2020年着任の予定だったのだから。レヴァインがあんなことになってしまい、困ったメトが泣きついたのでしょう。
The new adventure starts...NOW! #excited #grateful #Humbled #ready @MetOpera @METOrchestra @MetOperaChorus photo: @rcallahanphoto pic.twitter.com/5QOK41ZvEn
— Yannick Nézet-Séguin (@nezetseguin) 2018年9月10日
対岸のヨーロッパではペトレンコがベルリンに着任したということで、さっそく次期ベルリン・フィルの指揮者が誰になるのか予想してみましょう。
来年早々のベルリン・フィルとのヨーロッパ・ツアーが成功すれば、やはりネゼ=セガンで決まりじゃないかと私は思います。フィラデルフィアとロッテルダムとモントリオールの仕事を切れば、大西洋を股にかけての大活躍もアリかと。誇り高きベルリン・フィルはそういうの嫌がるだろうけど。
ネルソンスはまだよくわからない。ルツェルンのブラームスをテレビで聴いたときは「コレはねえわ!」と思ったけど、スポティファイで聴いたボストンのブラームスはよかった。
ドゥダメルはもうダメだと思う。新譜もほとんどなくなったし飽きられたかと。ニューイヤーのときには、ルバートがかかるたびに次のアタマが揃わないんじゃないかと、ハラハラしどおしでしたわ。
彼には中南米という巨大な後背地(マーケット)があることが強みだったけど、スペインに国籍を変えたことで最大の切り札を破いて捨てちゃったようにも見える。
来春の日本公演は「ジョン・ウィリアムズ特集」ですと!東京の客を舐めてるとしか思えませんわね。(ロス側と招聘側どっちの希望なのかは知らんが)
作曲者の誕生日祝いかなんかでやった「ジョン・ウィリアムズ特集」はテレビで見ましたけど、つまらなかったです。でもまあジョン・ウィリアムズだし、誰が振ってもこんなもんかなあと思っていたら、最後に作曲者が出てきて例の「帝国のマーチ」を振ったら、目の醒めるような音が出た!
ジョン・ウィリアムズは指揮の経験も豊富だし、なにしろ作曲者だから当然かもしれないけど、ドゥダメルは仮にもベルリン・フィルの後継に名前があがるような人なわけです。ボストン・ポップスの人に負けちゃダメでしょ。
ジョン・ウィリアムズをやるのに、プローベの時間がそんなにあったとは思わない。けど、名指揮者と呼ばれる人なら、どんなジャンルの音楽であれ、すばやくスコアを読み、オケにツボを押さえた指示を出してサックリ仕上げないと。小品も得意だったカラヤンとかクナみたいにとは言わんけどさ。
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