シェーンベルク《グレの歌》対訳完成

オペラアルノルト・シェーンベルク《グレの歌》のドイツ語日本語対訳が完成しました。シェーンベルク作品初完成です。翻訳は初登場のpinusさまです。ありがとうございました。

対訳はこちら → グレの歌

オペラ対訳プロジェクトではオペラの歌詞対訳の他に、カンタータやオラトリオの歌詞対訳をオマケ的に扱っています。ウィキペディアには、この作品は「シェーンベルク自身はカンタータとも世俗オラトリオとも分類していないが、規模や演奏形態からすると、所作を伴わないオペラと見ることもできる」とあります。実際オランダではオペラにしたらしい。

今回の日本語訳は訳者の希望で、パブリック・ドメイン(著作権フリー)として扱います。パブリック・ドメインの日本語テキストは自由に転載・改変が可能です。許諾は必要ありません。その際 (1) 転載先に出典が「オペラ対訳プロジェクト」であることとURLを記載 (2) 転載したことをゲストブックで通知 していただけますと、こちらとしてはうれしいのですが、転載の条件ではありません。記載しなくても全く問題ありません。

《グレ》大好きとおっしゃられる訳者さんのことですから、当然、春の2大《グレ》を視野に入れての訳出と思われます。しかし滅多にやらないこの大曲がピッタリ1カ月の間を置いてカブるとはね。

読響 第586回定期演奏会

2019 3.14〈木〉 19:00  サントリーホール

シェーンベルク:グレの歌

ソプラノ=レイチェル・ニコルズ
メゾ・ソプラノ=クラウディア・マーンケ
テノール=ロバート・ディーン・スミス、ユルゲン・ザッヒャー
バリトン・語り=ディートリヒ・ヘンシェル

新国立劇場合唱団(合唱指揮=三澤 洋史)
読売日本交響楽団

指揮=シルヴァン・カンブルラン

※当初出演を予定していたバリトン&語りのマルクス・マルクァルトは、本人の都合により出演できなくなりました。何卒ご了承ください。

残念ながら読響はチケットぴあでは完売のようです。都響は本日時点ではまだあります。

東京春祭 合唱の芸術シリーズ vol.6
シェーンベルク《グレの歌》

日時:2019年4月14日(日)15:00開演(14:00開場)
場所:東京文化会館 大ホール

ヴァルデマール王:クリスティアン・フォイクト
トーヴェ:エレーナ・パンクラトヴァ
農夫:甲斐栄次郎
山鳩:藤村実穂子
語り手:フランツ・グルントヘーバー 他

東京オペラシンガーズ
東京都交響楽団

指揮:大野和士
合唱指揮:マティアス・ブラウアー、宮松重紀

完成した対訳を予習・復習にお役立てください。音源はこのとおり、 Spotify(スポティファイ)で無料で聴けます。



動画対訳にはクーベリックのが使えるようです。公演に間に合うかどうかわかりませんが、たぶんなんとかなるでしょう。

グレの歌
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