METライブビューイング「特設ページ」更新

オペラニューヨーク・メトロポリタン歌劇場は本日9月23日(日本時間では明朝)に《ポーギーとベス》で2019-2020シーズンを開幕します。METライブビューイングの特設ページを更新しました。特設ページには今シーズンの上映日程、予定される配役を掲載しています。

こちら → METライブビューイング

今シーズンも昨シーズンと同じ10回の上映が予定されています。うち6作品の対訳が完成しています。


当然字幕は出ますので予習は必要ないかもしれませんが、予習のお供に対訳をお役立てください。

オープニングナイトの演目《ポーギーとベス》は2月に収録して4月に上映するようです。《蝶々夫人》のシャープレスはセクハラ疑惑の渦中にいるドミ様。いまのところ変更はないようです。ああいう形でレヴァインを放逐した以上、ドミンゴだけ特別扱いというわけにもいかないと思うのですが、ピーター・ゲルプも頭が痛いところ。

もう10年以上続いているライブビューイングですけど、そろそろ終わりが近づいているような気がします。収支がどうなっているのか知りませんが、収録映像をディスク化して販売するところまで持っていかないと厳しいんじゃないでしょうか。そしてディスク化されるタイトルは年々減っているようです。

ヨーロッパで OperaVision がオペラをYouTubeに無料でガンガン放流しているのを見ると、20世紀の遺物である映画館でオペラというメトのやり方は、今となっては時代遅れ。遠からずAmazonビデオとかNetflixとか、ネット配信でマネタイズする方向に向かうのではないでしょうか。

METライブビューイング
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