プッチーニ《トスカ》全曲 カラヤン指揮 YouTube動画公開
対訳はこちら → トスカ
動画はこちら → トスカ
音源はいわゆるカラヤン旧盤。オケはもちろんウィーン・フィル、タイトルロールはレオンティーン・プライスです。1年前に公開した《カルメン》と同様、アメリカRCAと提携していたデッカがプライスを借り受けて実現した録音と思われます。この音源は2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、パブリックドメインとなっています。
アリア「歌に生き、恋に生き」はここらへんから。カラヤンのサポートが素晴らしすぎる。
プッチーニ:歌劇『トスカ』全曲
レオンティーン・プライス(トスカ)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(マリオ・カヴァラドッシ)
ジュゼッペ・タッデイ(スカルピア男爵)
カルロ・カーヴァ(アンジェロッティ)
フェルナンド・コレナ(堂守)
ピエロ・デ・パルマ(スポレッタ)、他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音時期:1962年9月
録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
カラヤンの音源で動画対訳を制作するのは至福の喜び。ここのフレーズはなるほどこうするのかあ、と全編に渡って感心しながら編集してる。スコアの読みの深さが別次元。
反動で同時並行で編集している別の指揮者による動画は、何やってんだよヘタクソ、と罵りながら編集する羽目になる。
カルショウの回想録によれば、そんなカラヤンでも自分にはマネ出来ないと語ったのが、サーバタが振った第3幕のトスカ再登場の間奏部分だという。もちろん、そちらの名盤もいつか動画対訳にします。いつになるかわからんけど。
これでたぶん、
著作権法改悪のせいで、これより新しい音源はもう使えない。でもカラヤンを作らずにはいられない。これからは遡ってモノラル音源を動画対訳にしていくことになるでしょう。次は《トロヴァトーレ》あたりになるんじゃないかと思います。いや、その前に《アイーダ》を全幕作り直すかも。
→ トスカ
→ ランキングを見る(にほんブログ村 オペラ 人気ランキング)
→ ランキングを見る(クラシック情報サイトボーダレスミュージック)

この記事へのコメント