ドヴォルザーク《レクイエム》対訳完成と全曲YouTube動画公開
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ドヴォルザークは通例とは異なるラテン語章句の扱いをしています。区切り方が独特だったり、通常は省かれる昇階唱を入れてます。昇階唱の詩句は「詩編112:6-7」から引用されているということなので、国立国会図書館近代デジタルライブラリーにあった「詩篇」の訳文をウィキと動画に使っています。
去年《グラゴル・ミサ》の動画対訳を制作してアンチェルの指揮に感動しました。「そーいえばドヴォルザークのレクイエムもあったような」……はじめて聴いてみた。すごく聴きやすくていい曲じゃないか!聴いてて辛くなる《スターバト・マーテル》とは大違い。ただちに制作を開始し《グラゴル・ミサ》とほぼ同時に制作完了してました。
この音源はたぶんドイツ・グラモフォンとスプラフォンの共同制作。両方のレーベルからCDになってます。西側から声楽ソリストをプラハに送り込んで録音したようです。発売当時も高く評価されなんか賞を獲ってます。もちろん、2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、パブリックドメインとなっています。
ドヴォルザーク:レクィエム
マリア・シュターダー(ソプラノ)
ジークリンデ・ヴァーグナー(アルト)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
キム・ボルイ(バス)
プラハ・フィルハーモニー合唱団
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
カレル・アンチェル(指揮)
録音時期:1959年
録音方式:ステレオ(セッション)
アンチェルもチェコ・フィルもたいへん素晴らしい。ターリヒの時代はさておきステレオ以降なら、この頃がチェコ・フィルの黄金期だったのでしょう。チェコ事件がなければその黄金期はもっと長く続いたでしょうに、アンチェルはチェコに帰れなくなりトロントで65歳で(生誕はカラヤンと6日違い)没することになります。大戦中は収容所で自分以外家族全員殺されてるし(先日のウルマンとはテレージエンシュタットで一緒だったらしい)、つくづくファシズムに翻弄された人生でした。
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