マスカーニ《カヴァレリア・ルスティカーナ》全曲 YouTube動画公開

オペラ明日は復活祭。この日のシチリア島を舞台としたピエトロ・マスカーニ《カヴァレリア・ルスティカーナ》全曲のイタリア語日本語対訳字幕付きYouTube動画を公開します。翻訳は梅丘歌曲会館の藤井宏行さまです。

対訳はこちら → カヴァレリア・ルスティカーナ
動画はこちら → カヴァレリア・ルスティカーナ

《カヴァレリア》はセラフィンカラヤンに続いて3本目。サンティーニ指揮、ロス・アンヘレスのサントゥッツア、コレッリのトゥリッドゥです。この音源は2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、パブリックドメインとなっています。



サントゥッツァは情の深い女(ほとんど暑苦しいぐらい)ではあるけど、容姿は十人並み。シミオナートのサントゥッツァはそんな感じでした。ロス・アンヘレスのサントゥッツァはけっこう美人かもしれない。サンティーニの指揮はやっぱりつまらない。歌手はもっとたっぷり歌いたがっているのに、サクサク先へ進めてしまう。

マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」全曲

フランコ・コレッリ(トゥリッドゥ)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(サントゥッツァ)
マリオ・セレーニ(アルフィオ)
コリンナ・ヴォッツァ(ルチア)
アドリアーナ・ラッツァリーニ(ローラ)

ガブリエーレ・サンティーニ指揮
ローマ歌劇場o 同cho

《カヴァレリア》の制作はわりと簡単。ベルカントにあるような凝ったアンサンブルはないし、なにしろ短い。音源が手に入ればあと3本つくりたいな。

別訳を作る人がいなければ、和訳はこの藤井訳を使い続けるでしょう。《カヴァレリア》訳したかったら別バージョン訳してくれていいんですよ。藤井訳はクリエイティヴコモンズ(CC BY)なので、条件さえ守れば、藤井訳を下訳に使って関西弁訳とか広島弁訳とか作ることもできます。

問題はあと3本作るまで、私のウィンドウズ7を延命できるかどうか。

カヴァレリア・ルスティカーナ
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