モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》全曲 ジュリーニ指揮 YouTube動画公開
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4年前のクレンペラー以来の《ドン・ジョヴァンニ》全曲です。ジュリーニのモーツァルト・オペラはこの《ドン・ジョヴァンニ》と《フィガロの結婚》が遺されているけど、どちらも元々クレンペラーのための企画で、彼が病気だか怪我だかで振れなくなり、ジュリーニが企画を引き継いだということのようです。
この音源は2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、パブリックドメインとなっています。
ドンナ・エルヴィラのシュヴァルツコップが絶品。ドンナ・アンナのサザーランドはこのあとデッカ専属になってしまうので貴重な取り合わせとなっています。ヴェヒターは力任せで一本調子、こんなドン・ジョヴァンニに女どもがメロメロになるわけない。名盤なのにソコだけ残念です。
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527(全曲)
エーベルハルト・ヴェヒター(ドン・ジョヴァンニ)
ジョーン・サザーランド(ドンナ・アンナ)
ジュゼッペ・タッデイ(レポレッロ)
ゴットロープ・フリック(騎士長)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ドンナ・エルヴィラ)
ルイジ・アルヴァ(ドン・オッターヴィオ)
ピエロ・カプッチッリ(マゼット)
グラツィエラ・シュッティ(ツェルリーナ)
フィルハーモニア合唱団、フィルハーモニア管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
1959年10月7-15日、11月23-24日
ロンドン、アビイロード第1スタジオ
上のジャケ写をクリックすると、来月発売予定の復刻アナログLPのアマゾン販売ページに飛びます。いわく「24bit/96kHzリマスター音源」からアナログディスクをカットしたんだそうな。
オリジナル・アナログ・マスターからカットするならわかるけど、いったんデジタル化してギザギザになった音源からアナログディスク作って、なんか意味あるんでしょうか。ふつーに「24bit/96kHz ハイレゾ音源」買ったほうが音いいんじゃね?アナログの世界は謎です。
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