【投票開始】椿姫の動画対訳はどのヴィオレッタを使えばいい?

オペラ本日11月24日は日本限定で「オペラの日」です。毎年この日にスタートする投票シリーズ第11回目は《椿姫》です。

どのヴィオレッタを使えばいい?

7月にカルロスの《椿姫》を出したときにも書いたんですが困ってます。私はこのオペラがどうもいまひとつピンと来ない。第1幕が終わったら、もう帰ってもいいかなと思ってしまう。そんな椿姫不感症の人なので決められません。助けてください。

この投票で1位を獲得した音源を使って、全曲動画対訳を作りましょう。(動画対訳がなんのことかわからない人はこちらを見てください

ノミネート音源はこちら。


当然、1968年以降に発売された音盤は著作隣接権保護期間が継続しているので使えません。だからネトレプコはもちろん、ゲオルギューもグルベローヴァもここにはありません。著作権法改悪があと数日遅かったら、投票企画なんかやらずに、1968年に発売されたマゼール盤で作ってた。マゼール好きだから。

さて、問題はマリア・カラスです。ノミネートされている音源は1953年のチェトラによるスタジオ録音。カラスのライヴ録音はノミネートに含めていません。権利関係がハッキリしないから、カラスのライヴ音源は動画対訳に使えません。

例えば、有名なスカラ座ライヴは、EMI(現在はワーナー傘下)の公式記録では1970年代の発売とされていたはずです。それ以前にチェトラやワルター協会から発売されたという噂もありますが、それは海賊版なのか正規盤なのか、私には判断がつきません。(にも関わらずずっと昔に第1幕だけ作ってしまいました……そのうち削除するかもしれません)

《椿姫》に限らず、カラスのライヴはだいたいそんな感じなので、動画対訳には使えません。

というわけで、「カラス」の名前があるからといって、ミラノやリスボンやロンドンのライヴだと早とちりしないように。ノミネートされているのは、チェトラ(現在はワーナー傘下)のスタジオ録音(1953)です。

同様の理由からカラス以外でも権利関係がハッキリしないライヴ音源はノミネート対象外です。またドイツ語歌唱などイタリア語以外の音源もパス。それからすでに動画対訳にしているサザーランド旧盤は除外しています。

ノミネート音源のうちいくつかは、このとおり、 Spotify(スポティファイ)で無料で聴けます。















投票締切は例によって2022年11月23日 21時。

椿姫
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