朝比奈隆訳《椿姫》対訳完成と「プロヴァンスの海と陸」YouTube動画公開

オペラ本日は指揮者、朝比奈隆の没後20年にあたる命日です。《フィガロの結婚》に続いて、朝比奈隆による「歌える日本語訳」第三弾、ジュゼッペ・ヴェルディ《椿姫》を公開します。

対訳はこちら → 椿姫

朝比奈隆は1949年に関西オペラグループ(現関西歌劇団)を結成し、その年の第1回公演で上演したのが《椿姫》だったそうです。

さっそく、朝比奈訳を使って「プロヴァンスの海と陸」の動画対訳も作成しました。ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの父ジェルモンです。この音源は2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、パブリックドメインとなっています。



「プロヴァンスの海と陸」とはいうものの、朝比奈訳にはプロヴァンスのプの字も出てきません。ほとんど朝比奈の創作と言っていいぐらい改作しています。

イタリア人なら「なんでフナ?淡水魚やんけ!」と言うかもしれません。でも日本人なら誰でも知っている。ふるさとで釣るのはイシダイでもシロギスでもない。フナに決まってます。

ちなみに「歌えない日本語訳」による「プロヴァンスの海と陸」はこちら

紙のテキストからの文字起こしと校定は、すべて押尾愛子さまが行っています。押尾さまは「朝比奈隆のオペラの時代」の著者で、当プロジェクトではドイツ語翻訳ボランティアとしてもご活躍です。いつもありがとうございます。

朝比奈の遺稿は2071年末まで著作権法の保護を受けています。当プロジェクトは遺族の許可をいただいて掲載しています。複製・転載・転用は固くお断りいたします。

椿姫
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