ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》全曲 カラス/カラヤン指揮 YouTube動画公開
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カラヤンとカラスのスカラ座録音。《トロヴァトーレ》全幕はセラフィン盤を公開済ですが、2017年にところどころ訳文を見直してくれた方がおり、今回の動画で日本語字幕をやり直しています。この音源は2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、パブリックドメインとなっています。
どこを切っても鮮血がほとばしるようなオペラ。「ヴェルディのブンチャッチャだっせー」とは思いながらも、いつの間にか目には涙が……。不思議な魅力で私を捉えて離さない。中期三大傑作のなかでは、私はコレが一番好きです。というか《椿姫》も《リゴレット》も正直あんまり心惹かれない。どちらも録音しなかったカラヤンが、どういうわけか《トロヴァトーレ》だけは2度も録音し、ライヴ映像も遺したというのは興味深いところです。
ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』全曲
マリア・カラス(ソプラノ)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)
ローランド・パネライ(バリトン)
フェドーラ・バルビエーリ(メゾ・ソプラノ)、他
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音時期:1956年8月3-9日
録音方式:モノラル(セッション)
第2幕フィナーレのアンサンブル、大詰めでテンポ1に戻って、レオノーラがソロで2フレーズ歌ってから、トゥッティで幕を閉じます。楽譜ではそうなってます。この録音ではその2フレーズ目にマンリーコが加わります。どうも慣例的にそうやることもあるらしく、セラフィン盤でもマンリーコが歌ってました。私はそういうの全然知らなくて、セラフィン盤を作ったときには混乱してしまい、ココぐちゃぐちゃになってしまいました。
それから、私の大好きな第3幕の囚われたアズチェーナと野郎どものカバレッタ。セラフィン盤のときは字幕の処理がいまひとつで、アンサンブルの妙味を活かしきれていませんでした。
今回は前回よりいろいろうまく行ってるんじゃないかな。
今月末から藤原歌劇団の公演があります。動画対訳・テキスト対訳を予習・復習にお役立てください。
藤原歌劇団公演「イル・トロヴァトーレ」
2022年1月29日(土)・30日(日)14:00
東京文化会館 大ホール
2022年2月5日(土)14:00
愛知県芸術劇場 大ホール
レオノーラ:小林厚子(1/29, 2/5) 西本真子(1/30)
マンリーコ:笛田博昭(1/29, 2/5) 村上敏明(1/30)
ルーナ伯爵:須藤慎吾(1/29, 2/5) 上江隼人(1/30)
アズチェーナ:松原広美(1/29, 2/5) 桜井万祐子(1/30)
フェルランド:田島達也(1/29, 2/5) 相沢 創(1/30)
イネス:松浦 麗(1/29, 2/5) 髙橋未来子(1/30)
藤原歌劇団合唱部
東京フィルハーモニー交響楽団(1/29, 1/30)
セントラル愛知交響楽団(2/5)
指揮:山下一史
演出:粟國淳
総監督:折江忠道
いつかフランコ・コレッリの《トロヴァトーレ》も動画にしましょうかね。
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