朝比奈隆訳《魔笛》対訳完成と「夜の女王のアリア」YouTube動画公開

オペラ朝比奈隆による「歌える日本語訳」第七弾、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト《魔笛》を公開します。

対訳はこちら → 魔笛

朝比奈の「歌える日本語訳」を使って動画対訳を作るならコレしかないでしょう。大人気のルチア・ポップです。公開済の「夜の女王のアリア」のコメント欄はポップへの賛辞で埋め尽くされています。この音源は2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、パブリックドメインとなっています。



朝比奈が熱心にオペラを上演していた時代と比べると、今日「歌える日本語訳」による上演は絶滅危惧種と言っていいでしょう。規模の大きい公演ですと野田秀樹の《フィガロ》があったぐらいでは。(海外歌手はイタリア語だったけど)

今ではオペラ公演には日本語字幕が付くのが当たり前になりました。そうなると、聴く側はなにも耳馴染みのない日本語歌詞で聴かなくてもと思うし、歌う側ば日本語歌詞で覚え直さなければいけないのは面倒だと思うでしょう。

朝比奈の「歌える日本語訳」が今日の舞台で活かされる機会はほぼないとは思いますが、この《魔笛》なら可能性がなくはないかも。

もともと大衆向けの歌芝居だし、パパゲーノが日本の聴衆から笑いを取るなら、ドイツ語より日本語のほうがずっと楽でしょう。歌詞がぶつかるような複雑なアンサンブルもないから、日本語なのに結局なに歌ってんだかわからんってこともないと思います。

ただ、朝比奈訳の《魔笛》には台詞部分にかなり大量のカットと欠落があるため、上演するときには日本語の台詞を補う必要はあるかもしれません。

《魔笛》に限らず、朝比奈の「歌える日本語訳」でオペラ公演やりたいぞという方は、わたくし管理人までご相談いただければ、関係者に取り次ぎます。

いうまでもなく、朝比奈の遺稿は2071年末まで著作権法の保護を受けていますので、許可なく、テキストの複製・転載・転用、そして舞台での使用は厳禁です。当プロジェクトは、遺族の許可をいただいて掲載しています。

魔笛
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