朝比奈隆訳《カヴァレリア・ルスティカーナ》対訳完成と「ママも知るとおり」YouTube動画公開
今日も復活祭です。東方教会の……。朝比奈隆による「歌える日本語訳」第八弾、ピエトロ・マスカーニ《カヴァレリア・ルスティカーナ》を公開します。 対訳はこちら → カヴァレリア・ルスティカーナ
朝比奈は《カヴァレリア》と《道化師》をセットで上演したようです。《道化師》の朝比奈訳は来月公開する予定です。
朝比奈の「歌える日本語訳」を使って動画対訳を制作しました。レナータ・テバルディのサントゥッツア です。テバルディは全曲盤も録音していますが、これはアリア集の音源です。この音源は2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、パブリックドメインとなっています。
朝比奈訳でしばしば見られるパターンがこのアリア「ママも知るとおり」でも頻出します。イタリア語の繰り返し文句は、日本語訳で繰り返しにはしません。音節が多い日本語では収まらない内容を繰り返し部分で消化しています。「Lola e Turiddu s'amano」の2回繰り返しは「あの二人は今 深い間なの」、「Io piango」の3回繰り返しは「あゝどうしよう、私はくやしい。」としています。
紙のテキストからの文字起こしと校定は、すべて押尾愛子さまが行っています。押尾さまは「朝比奈隆のオペラの時代」の著者で、当プロジェクトではドイツ語翻訳ボランティアとしてもご活躍です。いつもありがとうございます。
朝比奈の遺稿は2071年末まで著作権法の保護を受けています。当プロジェクトは遺族の許可をいただいて掲載しています。複製・転載・転用は固くお断りいたします。
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