朝比奈隆訳《カルメン》対訳完成と「花の歌」YouTube動画公開
朝比奈隆による「歌える日本語訳」第12弾、ジョルジュ・ビゼー《カルメン》を公開します。 対訳はこちら → カルメン
動画対訳は、第2幕の二重唱と「花の歌」です。ジェームズ・マクラッケンのドン・ホセ、サンドラ・ウォーフィールドのカルメンです。朝比奈の使ったリブレットには二重唱の歌詞でカットされている部分があるため、一部日本語訳が出ません。この音源は2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、パブリックドメインとなっています。
固有名詞を訳すとき、「Carmen!」なら「カルメン!」で良さそうなもんですが、朝比奈の「歌える日本語訳」はそう単純ではありません。「花の歌」のおわりのあたり、「ô ma Carmen!」は「わたしは」と歌わせます。
カルメンを刺したホセの最後の台詞「ma Carmen adorée!」は「私のカルメン」です。「ma Carmen」が「私の」、「adorée!」が「カルメン」なのです。
紙のテキストからの文字起こしと校定は、すべて押尾愛子さまが行っています。押尾さまは「朝比奈隆のオペラの時代」の著者で、当プロジェクトではドイツ語翻訳ボランティアとしてもご活躍です。
朝比奈の遺稿は2071年末まで著作権法の保護を受けています。当プロジェクトは遺族の許可をいただいて掲載しています。複製・転載・転用は固くお断りいたします。
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