フォーレ「月の光」アイリーン・ファーレル YouTube動画公開

→ フォーレ
アイリーン・ファーレルが歌います。この音源は2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、パブリックドメインとなっています。
去年の夏、同じくアメリカ出身の歌手による元気すぎる「月の光」を公開しました。ファーレルはクラシックからポップスやジャズまで何でも歌える器用な人なので、フランス歌曲も上手にこなせます。ピアノもこっちのほうがいいです。
ファーレルの歌曲はこのとおり、 Spotify(スポティファイ)で無料で聴けます。
さて、明日からいよいよカーリング女子世界選手権(WWCC)です。順位予想が毎年ぜんぜん当たらないので、今年は出場チームをチームランキング(国ランキングではない)で並べてみました。右の矢印が私の評価です。ランキングどおりにフィニッシュするか予想してみました。
- カナダ(ホーマン)→
- スイス(ティリンゾーニ)↓
- スウェーデン(ハッセルボリ)↑
- 日本(吉村)↑
- 韓国(ウンジ)→
- イタリア(コンスタンティーニ)↓
- 中国(ワン)↓
- スコットランド(モリソン)↓
- デンマーク(デュポン)↑
- アメリカ(ピーターソン)↑
- ノルウェー(レールヴィク)↑
- トルコ(ユルドゥズ)→
- リトアニア(パウラウスカイテ)→
カナダは当確。ホーマンはスコッティーズ(カナダ選手権)を連覇。決勝のショット率100%とか、スコッティーズ22連勝とか、この2シーズンで11回しか負けてないとか、記録ずくめ。現地カナダでは「ホーマン帝国(Homan Empire)」と呼ばれています。たぶん「ローマ帝国(Roman Empire)」に掛けたんでしょう。もちろんホーマンにとってWWCC連覇なんて通過点に過ぎない。秋の決定戦でカナダ代表の座を射止め、五輪で金メダルを獲って8年前の屈辱を雪ぐ。ホーマンの競技人生を掛けた闘いです。
ティリンゾーニとウンジは今シーズンいまひとつ。スイス選手権のライブをYouTubeで見てたらティリンゾーニ負けてるし。しかも決勝戦じゃなく準決勝戦で。なのにWWCCになぜ出られるのかはわかりません。ウンジは昨シーズンは良かったのに。この2チームに勝てれば日本はかなりメダルのチャンスです。
メダルを獲ってしまうと五輪最終予選は見られなくなってしまうのだけど、日本代表が他のチームならいざしらず、吉村(フォルティウス)となれば応援せずにはいられない。2月の日本選手権でまさかの優勝。わたし推してましたけど、優勝の確率は10%ぐらい、ほとんどムリだと思ってました。
吉村・上野戦を現地観戦したあと帰ろうとしたら、交差点で信号待ちのフォルティウスに偶然出くわしました。「おめでとうございます!」と声を掛けたら「ありがとうございます!」と元気な声が返ってきた。そういえば試合前には会場入りする解説のコトミンとすれ違うし、なんか俺持ってるんじゃないか!フォルティウスが勝ち進むにつれて、緊張と興奮はマックスとなり体調崩しました。
吉村のカーリングとは?そこそこカーリングを見てる人なら「いつも無理筋のショットを狙っては外してるチーム」と言うかもしれませんが、そうではありません。そんなの狙いたくはないけど、前3人のショットが繋がらずそうせざるを得ないケースがあまりにも多かったというのが吉村のカーリングの現実でした。もしすべてのピースがあるべき場所に収まったら、吉村はどんなカーリングを見せてくれるのか、ずっとそれを楽しみに応援していました。
全日本2次リーグのロコ戦でようやく吉村のやりたいカーリングが見えた気がします。それはフォルティウスの創設者である小笠原流のガマンのカーリングでした。藤澤の神がかり的なドローショットに再三チャンスを阻まれ、結局は負けてしまいましたが、まあなんと美しいカーリングでしょうか。NHKは「攻めのカーリング」なんて寝言言ってますが、「堅実なプレーや強力なスイープが持ち味のチーム」と書いた日刊スポーツが正解です。
先週の前哨戦「江陵招待」では惜しくも準優勝。大逆転でロコに勝っての決勝進出でしたが、正直この大会の内容はあまりよくありませんでした。期待しすぎず興奮しすぎず、WWCCを楽しみたいと思います。
→ フォーレ
→ ランキングを見る(にほんブログ村 オペラ 人気ランキング)
→ ランキングを見る(クラシック情報サイトボーダレスミュージック)

この記事へのコメント